秘境・秘島を求めてタイの楽園「リペ島」に行ってみた

リペ島
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今回の旅程は時間に余裕があったので日本からのアクセスがあまり良くない
ビーチリゾートを選択してみました

リペ島はタイ観光庁公式HPにて「タイ最南端の秘境リゾート」と紹介されている
観光リゾート島で、島内主要箇所には基本的に徒歩での移動が可能です

メインストリート商店街にはセブンイレブン等必要なお店が集中していて、治安も良く
観光島としてとても良く整備され、とても過ごしやすい島でした

ビーチの至る所にロングテールボート(邪魔…)
至る所にインスタ映えしそうなオブジェ

秘境を求めて来島したので想像より少し開発が進んでいて残念でした
また、私が訪問した時は、海もフィリピンの離島に比べると少し濁っていました

島のビーチを散歩し、途中気になったバーに入りビーチチェアーやハンモックで読書をしたり
素敵な景色を満喫して過ごしました(ほぼビール飲んでました

因みに滞在中日本人にはあまり会いませんでした

・バンコクから遠回りでリペ島へ(43時間)

バンコクからマレーシアのクアラルンプール経由のかなりの大回りルート
リペ島まで鉄道と船と飛行機で遠回りしたので、全行程43時間以上のとても楽しい移動でした

寝台列車で一泊、ランカウイ島で1泊、鉄道と船で国境を超える移動を楽しみました

  • 寝台列車に乗る
  • 鉄道で国境を超える
  • 船で国境を超える

移動の計画を立てる際に上記3点を初めに決め、ついでにクアラルンプールまで
足を延ばしてみました

鉄道での移動は以前ブログに記載したので、宜しければこちらも読んで下さい

バンコクからクアラルンプール空港へ27時間電車の旅
日本では少なくなった寝台列車ですがタイでは現役の交通機関として機能しています 出発前は乗車時間が長い為、少しキツイかと心配していましたが実際乗ってみると 初めての新鮮な体験も手伝い、電車の旅は楽しく快適であっという間でした

1-1 クアラルンプール国際空港(KLIA2)

クアラルンプール⇔ランカウイ島の移動はLCCのエアアジアを利用、
長時間の電車移動から飛行機に乗ったのでとても早く短時間に感じました
実際フライト時間は1時間10分と短かったのですが…飛行機は早い♪

大きな空港なのでかなり時間に余裕を持って行動した方が良いです

マレーシアとフィリピンで搭乗した飛行機ではおそらくエアコンをマックスで運転した為、
エアコン吹き出し口からドライアイスの煙の様な白い霧が一斉に吹き出します
初めて見た時はかなり面白い光景でした♪

機内は相当冷えるので寒がりな方は必ず上着を持参してください

現地の方はそれでも熱いらしく人によっては、吹き出し口を全開にして自分に風を向けています

手前の自動発券機で手続き(日本語対応)
預入荷物はカウンターで預けます

はじめて海外での国内線利用だったので行きは少し緊張しました
クアラルンプール国際空港ターミナル2(KLIA2)エアアジア専用ターミナルでの出来事

自動発券機による搭乗手続きが上手く行かず、何度もチャレンジしていたところ
エアアジアのスタッフが見るに見かねて代わりに手続きを終わらせてくれました

私のようなトラブルが無ければ、ほぼ自動発券機による無人の搭乗手続きです

有料保安検査用袋

保安検査が2か所あり、最終保安検査所手前で液体物を購入した場合はこのビニール袋を
購入すれば保安検査をパス出来ます

美味しいチキンライス

プライオリティパスが有ればKLIA2の搭乗手続き前にラウンジがあり
無料でビール等のアルコールやスタッフがサーブしてくれるチキンライスが頂けます

マレーシアではアルコールは売っていないか販売していても高価なので無料で頂けるのは
とても貴重です

1-2 ランカウイ空港

設備が整っていてあまり大きくない空港なので迷わないで行動出来ます

ランカウイ島では公共交通機関が無い為、タクシーかレンタカーの移動です

空港・ホテルでは問題無くタクシーに乗れますが、
市街地や早朝はgrabが無いとタクシーを拾うのにとても苦労します

またタクシーは定額制でメーターはありません

インフォメーション無人…
ランカウイ撮影スポット

ランカウイ空港でもプライオリティパスが有れば軽食やWiFi等のサービスが無料で
受けられます、因みにアルコールは有りませんでした

ラウンジ朝食

1-3 ランカウイ島⇔リペ島フェリーの旅(国境超え)

フェリー

リペ島へのアクセスは全て船で入島します、各方面からリペ島へ船が出航していますが
今回私はマレーシアのランカウイ島⇔タイのリペ島ルートを選びました

ネットでの予約が簡単なので特に難しい事はありませんでしたが

  • 港から空港まで距離がある
  • 2社のフェリー会社が別の港で運行している
  • 時差がある
  • 船員にパスポートを渡すのが怖い
  • 自由席
  • 水着の様な濡れて良い服装で乗船する
  • ゴミ袋等荷物の防水処置があると良い

フェリー移動で特に気を付ける事は2社のフェリー会社が別々の港で運行している為、
自分の予約したフェリー会社がどちらの港か必ず事前確認が必要です

水色の建物がフェリー受付
隣のスタンドで食べ物等購入出来ます

リペ島は桟橋が不十分な為、桟橋混雑時には小型ボート⇔砂浜で海に入る事が有ります

水着等濡れてもいい服装&ビーチサンダルやマリンシューズ等を着用しましょう

桟橋とロングテールボート

パスポート返却時全員のパスポートを束で持ってきて名前を読み上げ返却します

船員スタッフの名前の読み上げが不明瞭でわかりにくい為、
それらしい読み上げがあったあとに自分で確認しなくてはなりません

目立つ色のカバーをしていると返却時の間違いが減らせます

名前読み上げが分かりづらいパスポート返却

1-4 リペ島イミグレーション

やっとの思いでリペ島に到着しましたがマレーシア⇔タイの出入国になる為、
イミグレーションがあります

長時間の移動でやっと辿り着いた南の島の青い海を目の前に「おあずけ」状態です

待ち時間は4、50人で15分程度でした
念の為、 この時に自分の予約している復路便の船会社でリコンファームをしておきましょう

タイへ再び入国
青空イミグレーション
イミグレーション

イミグレーション付近で入島料を徴収され領収書のチケットを頂けます

アイランドホッピングやビーチで確認される事がある様なので
滞在中はなるべく携帯しておいた方が良い様です…
(私は一度もチェックされませんでした)

入島料このチケットは滞在中携帯していた方が良いです

1-5 タイ国で有効な携帯サービスのsimカードが必要です

画像左の周遊sim2Flyならsim入れ替え無しの1枚でOK

私はsimの運用に失敗して各地でsimを購入していましたが2Flyアジア周遊simなら
simの入れ替え無しでOKなのでおすすめです

リペ島でsimカードを購入する場合はイミグレーションから数分歩いた
ウォーキングストリートにsim販売店が多数あります

グーグルマップをあらかじめダウンロードしておいて、イミグレーションから
セブンイレブンを目標に歩けばsimが手に入ります

グーグルマップのダウンロード機能は、オフラインで地図の確認が出来るとても便利な機能です

使った事が無い方はぜひ出発前に使い方の確認と必要地図のダウンロードを
お勧め致します

・すべてが揃うウォーキングストリート(メインストリート)

なんでも揃う商店街

島へ出入りする船着き場ビーチ(Pattaya Beach)と東のビーチ(Sunrise Beach)をつなぐ様な通りが
ウォーキングストリートで島一番の商店街です

ここではセブンイレブン・お土産屋さん・薬局・オプショナルツアー等この島で
手に入る物はほぼすべて揃っています

日本の作りとほぼ同じのセブンイレブン
効きすぎて怖かった風邪薬
レストラン

1-1 忘れずに日本から持参したい3つのアイテム

必要なものほぼ全てが揃いますが…

  • 日焼け止め
  • 虫除け
  • 歯ブラシ・歯磨き粉

以上3点は日本から忘れずに持って行った方がいいです

日焼け止めは高価で性能が悪い(ベタつく等)
虫除けもベタベタしたりディート(有効成分)が強いです
歯ブラシ・歯磨き粉はやはり日本の物がとても優秀なので持参した方が良いです

一番右のボトルはディート95%(因みに日本の上限値30%です)
日焼け止めザックリ2000円

1-2 リペ島ではカードが使えるお店は少ない

基本的に現金決済のお店が多くカードが使えないお店が多い為、
カード払いしたい時は先に確認しましょう

オプショナルツアーやダイビングショップは比較的カード決済可能でした

・リペ島おすすめのレストラン Thai Derm Restaurant

安くて美味しいThai Derm Restaurant

ウォーキングストリートのレストランも美味しかったですがお値段がそこそこ高いです

ウォーキングストリートはずれにあるThai Derm Restaurantをみつけてからは
このレストラン一択でした、何を頼んでも安くて美味しかったです

タイにしては物価の高いリペ島ですがThai Derm Restaurantでは日本のファミレス
くらいの金額でお食事出来ます

ガパオライス
カイラン菜炒め
パッカナー ムー グローブとトムヤムクン

・ホステル ザ シック リペ (The Chic Lipe)

今回利用したホステルのザ シック リペはとても快適で値段も安く(1泊約2000円)
施設が充実していました

立地はビーチやウォーキングストリートまで歩いて数分
北側のビーチやイミグレーションまでは徒歩20分程度の距離

館内は清潔で清掃が行き届きとても綺麗で快適です

リビングスペースには無料で利用出来る大型冷蔵庫&給湯器&コーヒー&紅茶があります

ほんの少し蚊が入ってくるので虫除け、おすだけベープ等があると良いです

館内綺麗で清掃も行き届いています

ビーチ近くの宿泊施設の多くはどうしても床に少量の砂が入ってきてしまいます
こちらのホステルも客室は外履き不可ですが、どうしても室内に砂が入ってきます

わたしは使い捨てスリッパ利用&ベッド付近に足ふき雑巾を設置して
ベッドに出来るだけ砂を持ち込まない様にしています

無料でいつでも利用出来るカフェスペース

私が利用した6ベッドルーム部屋ではベッドは広く小窓があり
鍵付きロッカー&マルチコンセント&USBタイプAコンセント&室内照明の設備があり
毎日交換のタオルや1日1本サービスのお水がありました

大きなロッカー&冷房完備
水は一日1本、タオルは毎日交換してもらえます

シャワールームにはシャンプーやボディーソープが用意されていて充分な湯量で熱いお湯も出ます

1台ですが全自動洗濯機が60バーツで使えて(洗いあがりまで長時間かかります)海で遊んだ水着等を洗濯する事が出来ます

時間が有ればウォーキングストリートに1㎏60バーツの洗濯屋さんがあります
通常洗濯屋さんはザックリ半日かかります

左シャワー 右全自動洗濯機(利用料60バーツ)
ホステル正面
ホステル裏の住宅街
ビリヤードやピンボール等のゲーム
ホステルレストラン

到着して2日ほど風邪気味だったのでホステル内のレストランで食事をしました
少し高価ですが味はとても美味しかったです

レストランでの食事
レストラン朝食

普段の朝食や間食等はいつもセブンイレブンで買い物をしていました

因みにセブンイレブンではビニール袋はありません袋が欲しい場合エコバックを購入します…
ただしどうしてもという場合セブン以外の小さな商店ではビニール袋くれます

また、11~14時&17~24時はアルコールの購入が出来ません
ただしどうしてもという場合小さな商店で売ってくれます

種類豊富なホットサンド、セブンの店員さんが焼いてくれます
レンジで温めるご飯類も美味しい

・リペ島の綺麗な海

リペ島ではダイビングやシュノーケリングをしました
残念ながら私が訪れた時は透明度・珊瑚・地形・大物の魚等々フィリピン等の海と比較すると
少し物足りない感じでした

リペ島では海の中に入るより、とても雰囲気の良いビーチバーが至る所にあるので
ビーチを散歩してバー巡りをお勧めします

どのビーチバーでもパラソル席があります
ゆっくりとした時間が流れる海
よさげなバーをみつけたら散歩を一休み
東京に向けて乾杯
夕暮れにはだいたい炎の演出
炎の演出が素敵

島のメインストリートからサンセットビーチまで徒歩10分少々の道のり
サンセットビーチには商店が無い為、ウォーキングストリートでビール等の
飲み物を調達してから美しい夕暮れをゆっくりと楽しむと最高の気分です

南の島の夕日は特別

リペ島でダイビング

やはり日本語対応のダイブショップが見つけられなかったので散歩してみつけた
ホステル近くのダイブショップ「サターンダイブ」さんでお世話になりました

私の英語力では完全には聞き取り出来なかったのでもっと英語の勉強を頑張らなければ…と反省しました。

サターンダイブはとても愉快なスタッフで楽しくダイビングする事が出来ました
ボート2ダイブ、フルレンタル、ランチ付きでカード支払い額は11000円でした

お世話になったダイビングショップ
サターンダイブさん(英語対応)
初めての英語ブリーフィング
ここのお弁当がThai Derm Restaurantのお弁当

・リペ島まとめ

治安も良く安全で基本徒歩で移動出来てすべてのサービスがメインストリートに
揃っている為、とても便利ですごしやすい島でした

日本人が少ないので海外気分も満喫出来て食べ物も美味しく素敵な南の島です

少し気になったところは物価が高く、小型船がビーチに係留していてかなり邪魔です

ほかブログでべた褒めなので私が行った時限定かもしれませんが海は少し濁り、珊瑚や魚や地形が特別魅力的には感じませんでした

今回私のように無駄に遠回りをしなくても、日本からのアクセスは悪い為、
私はもう一度行きたいとは思いません

念の為に付け加えると、この島はとても良い島だと思います

しかし、リペ島までのアクセスを考えるとフィリピンや他の南の島が候補にあがり
私にはリペ島以外の島が魅力的に思えるという事です

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