ウルトラライトなハミングバードハンモックを個人輸入で購入

ハンモック
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以前ハミングバードハンモックを個人輸入したのでその時の事を記事にしてみました
ハンモックが欲しくなって色々物色してた時「ウルトラライト」の文字に心を鷲掴みされました

使い心地としてはストラップ(Tree Straps)と延長ロープ(TREE STRAP EXTENSIONS)は
とても優秀で軽さや耐久性等他では手に入らない物なのでとてもおすすめです

画像上にある白く丸まってるゴミの様な紐が延長ロープのTree strap extensionsです

後ほど詳しく記載しますが日本ではあまり紹介されていない
・標準より長いストラッププラス(Tree Straps)
・延長ロープ(TREE STRAP EXTENSIONS)
この2点は特に優秀です
他ブログ等で絶賛されている標準ストラップはおすすめしません

ハンモック本体と蚊帳(Warbler Net)は他製品より優れているところが分からないので
Amazon等で安い物を消耗品と割り切って使っていくほうが良いと思います

はじめてのハンモックは軽さを追求

テントやタープ等海外製品を物色しているとアメリカでのハンモック推しの広告が目につきました
テントも持っていない状況でハンモックは敷居が高く、その時は興味がありませんでした

何度か実際にキャンプをしてみてFacebookのキャンプグループ等で手練れの人がハンモックを
使用している投稿を見かけると、私も興味が湧きだしハンモックの購入を決意しました

・ハンモックキャンプをはじめるには何を購入すれば良いのか?

極論ハンモックは大きめの布(シーツ等)とロープが有れば設営は出来ますが
初心者にはハードルが高いです

ハンモック購入を決意はしたものの何を購入すれば良いのか全く知識も無くわかりませんでした
実際に必要な物はこんな感じです

  • ※ハンモック本体(布)
  • ※ロープ(ストラップ)
  • 蚊帳
  • タープ
  • 冬はキルトやマット等の防寒具

ハンモック本体&ロープ(ストラップ)が有ればとりあえずハンモック自体の設営は出来ます
それに加え快適装備としてタープ&蚊帳&キルト防寒具が有れば快適に過ごせます

当初ハンモックとタープがセットになっているヘネシーハンモックが候補でしたが
どうやら実際に雨が降った場合大きなヘネシーハンモック付属タープより
大きなサイズのタープが欲しくなるとの事で候補から外れました

また結びに慣れればただのロープでもハンモック設営は可能ですが、結びに自信が無かったので
設営が簡単になるストラップ(木の保護&結びを省略出来るロープ)が欲しくなりました

・ツリーストラップの調整方法(ウーピースリングやバックル式等)

ハミングバードハンモックのツリーストラップ

有名メーカーの簡単ツリーストラップはハンモックだけならボタンやバックルを掛けるだけで
設営が完了します(タープは除く)
※ただしヘネシーハンモックだけは結びを覚える必要がありました

また、ストラップは長さ調整が必要な為、各社で調整機能が異なります
小ささや軽さを追求するとロープの編み込みにより、ロープどうしの摩擦のみでロックする
ウーピースリングという機構を使用したもの

ウーピースリングと比較して少しだけ大きくなりますが、直感的にわかりやすい
バックル式の調整機構等があります

ハミングバードハンモックの調整方法はウーピースリング式で結束方法はボタンです
調べた中で最大荷重等を考慮すると、ハミングバードハンモックが最小最軽量の組み合わせでした

因みに私のハミングバードハンモックに4人乗った事がありますが特に問題ありませんでした

・「最小・最軽量・簡単設営」ハミングバードハンモックに決定

旅行先のビーチやちょっとしたシーンでも利用したいと考えていたのでハミングバードハンモックの
「簡単設営」「UL ウルトラライト」「最小・最軽量」等の売り文句で心を鷲掴みにされました

実際使用した感想としても手軽さは宣伝に偽り無しでした

・欠点はハミングバードハンモックの正規代理店価格が高い事

購入を決めたものの日本で通常に購入するとハンモック(ダブルサイズ)とストラップで
25,000円程度、当時Warbler Net(蚊帳)の取り扱いもありませんでした

そこでアメリカの公式サイトを確認したところ日本では取り扱いが無い
蚊帳やストラップ類が半額以下で販売されていました
(ダブルサイズハンモック&ストラップで100ドル程度)
日本未発売商品が欲しかったのでアメリカから個人輸入で購入しました

この時はダブルサイズハンモック&蚊帳&ストラップ&延長ロープの4点を公式オンラインストアーで注文して194ドルでした

・TREE STRAPS+(標準より長いツリーストラップ)

各ブログやメディア等で絶賛されているのは最軽量な標準ツリーストラップ(45グラム)ですが
ツリーストラップは大は小を兼ねるのでツリーストラップ”プラス”(65グラム長尺タイプ)がおすすめです

ほんの少し収納サイズと重さが増しますが(20グラム程度)恩恵は補って余りあります

せっかく見つけた良い間隔の木の幹が太いく標準ストラップストラップでは巻ききれなくても
長尺ストラップならかなり太い幹まで対応できます
また、もし木がそこまで太くなくてストラップが余っても何周か巻いてしまえば問題ありません

・TREE STRAP EXTENSIONS(延長ロープ)

この延長ロープも日本での取り扱いが無い様ですが、調整域が増えてハンモック設営の選択肢が
かなり広がります

片側12フィート(3.6メートル程度)を延長する事が出来るロープになります
通常ハンモック設営はちょうど良い幹の太さと木の間隔(軽く7歩程度)ありきで
設営しますがこの延長ロープでこの間隔が倍くらいのところまで対応出来ます

おそらく伸びが少なく(クッション性も少ない)ハミングバードハンモックのロープなので
実現できる延長方式だと思います

・ハミングバードハンモックのアフターフォローは満足

因みにですが公式オンラインストアーにて私が注文した商品の取り違えがありましたが
正しい商品を自宅まで直接配送して頂けました

サポートとのメールのやり取り等、とても交換が持てる印象で
取り違えのあった商品はストラップですが間違えた商品はプレゼントで頂けました

日本で代理店契約があるブランドでは並行輸入品サポートは門前払いされる事もある為、
とてもありがたい対応でした

・冬季のハンモックキャンプはマットやキルトで防寒対策

キャンプでの睡眠で冷えを感じる時は主に地面方向から熱を奪われている事が多いです

同じ寝袋でもインフレーターマット等で地面からの熱をしっかりと断熱していれば
関東周辺の真冬程度なら暑くて汗をかきチャックを開けて換気する時もあれば
同じ気温か少し暖かい気温でもコットの上へ直に寝てしまうと地面側のダウンが潰れてしまい
断熱効果が下がり夜中に寒くて震えながら起きてしまう事もあります

ハンモックは特に空中で過ごす事になるので、秋口等少し温度が下がるとしっかりとした対策が
必要になります

防寒対策は大きく2つでハンモック下にダウンや化繊のキルトを覆うか、ハンモックと寝袋の
あいだへマットを敷くかです

・KLYMITのHammock V(insulated)は暖かい、ハンモック冬キャンの強い味方

私はエアマットのKLYMITのHammock V(insulated)を使用しています
良い点として…

  • 暖かく包み込まれる形状の為、ハンモック使用でずれない
  • ハンモックの上に敷くマットなので寒い時はさらにキルトを使用出来る
  • エアーマットなので小さく軽いULウルトラライト(ざっくり1㎏)
  • R値が記載されているので断熱性能が数値的に理解出来る

マットで有れば寒さに耐えられなくなった時ハンモック下へさらにキルトを追加出来ると
考えたからです…(今のところ関東のキャンプ場では、このマットだけで快適に過ごせてます)

普通のマットと違いハンモックの形に添うように折り線が入っている為、ハンモックで使用すると
包み込まれる状態になりこのマットから外に出ることはありません

R値が4.4としっかりと仕様が記載されている所も好感が持てます
キャンプの寝具で防寒対策を考える時、地面側との断熱を第一に考える為、R値が記載されていると
寒かった時に次の対応としてどうすれば良いか指針になり、とても参考になると思います

またエアーマットの為、とても軽く小さいためウルトラライトの気分が満足出来ます

・KLYMIT Hammock V(insulated)の欠点

  • 日本代理店購入だと高い(米アマゾンから直で購入出来ます)
  • サイズが大きいので空気を入れるのが大変(ポンプ買いました)
  • 気室が複雑なので空気を抜くのも大変
  • エアーマットなので空気漏れの可能性

まず設営時空気を入れるのが大変です、当初休み休み息を吹き込んでいたのですが
心が折れたので公式で販売しているポンプ(ただの袋)を購入しました

ポンプ(ただの袋)が25ドルもします、ポンプ(ただの袋)が25ドルもします
大事な事なので2回書いてしまいました

本体に付属してくれてたら嬉しかった…

私が購入した時は日本代理店で取り扱いがありませんでした
もしこのポンプ(ただの袋)を購入する際はバルブ形状が複数存在する為、ポンプも複数存在
します必ずバルブ形状を確認してから購入してください

何度かやれば慣れますが空気を抜く時は空気を抜くターンと畳むターンの2ターンのイメージで
収納すると上手く行くと思います

全てのキャンプ用品に言えますが購入したら開封確認し、使える物は一度使ってみるのが
おすすめです、新品でも輸送途中での故障や初期不良等はあり得ます

現地で困らない為にも開封し、一度使用してから収納してみる事が大事です
平地でのキャンプぐらいなら死にはしないので、失敗もいい思い出になりますが…

私が購入した商品に同梱されていたパッチ(糊なし)

エア漏れの可能性ですが、一応緊急パッチは同梱されていました、糊が無かったので
手に入れる必要があります

また、公式等に修理パッチキットが存在する様ですが、結構な頻度で売り切れています(米アマゾン
含む)

ただし通常使用(経年劣化除く)でバルブ等からエア漏れした場合の修理対応はかなり
良かったとのレビューがあります

・ハンモックキャンプは荷物が減ります

キャンプの寝床をハンモックだけにすればかなり荷物を少なく出来ます
私はハンモックだけにすると利用出来るキャンプ場の選択肢が狭まる為、常に保険でテントを
持って行ってしまってるので荷物はかえって増えています

季節にもよりますが最小構成だと上の画像とクーラーボックス&タープポール&ペグぐらいで
リュックサックと荷物バッグぐらいで行けますが、保険のテントや別途調理用具等で普段は
倍以上の荷物です

普段ソロキャンプは画像の荷物にクーラーボックス&タープポール&水タンクぐらいの荷物です

最小構成でキャンプに行く時はグルキャンに参加する時等で人の荷物をあてに出来る時です(^^♪

・ハンモックは旅行でも使える

ハンモックだけならたいした荷物にならないのでよく旅行に持っていきます

ビーチリゾートやハイキング等ほど良い間隔の2本の木が有ればどこでもハンモックが楽しめます
海外のビーチでハンモックを楽しんでいたらそれをきっかけにローカルと仲良くなれたりしました

ハンモックは場所を選ばず利用出来るので自分だけの絶景お昼寝スポットを開拓するのも
楽しいハンモックライフだと思います

・まとめ

ハンモックからの眺めはなかなか素敵です

ハンモックは突き詰めれば布とロープが有れば出来るのであまり高価なものを買う必要は
ありません

ツリーストラップだけは有名メーカーの物の方が設営や調整が簡単になるので購入する
価値は有ると思います、ハンモック本体や蚊帳等は特に安物で問題ありません

難しく考えずアマゾン等でレビューが良い安物セットを購入して、まずはハンモックの
良いところを実際に体験する事をおすすめします

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