初心者バックパッカーがアジアを一ヶ月間一人旅する為の7つの準備

海外旅行
この記事は約23分で読めます。

退職が決まり未取得だった有給期間を利用して一ヶ月間で4ヶ国
(タイ、カンボジア、マレーシア、フィリピン)をバックパックで旅して来ました
                            
                    
このページでは旅に不慣れ&初心者バックパッカーの私が実際に旅行した結果
出発する前にやっておくべき7つの準備

また、旅程を決定しする際に悩んだ事、行き詰った点、失敗、反省点等を書いていきます

少しでもこれから旅に出る方のお役に立てれば幸いです

1、目的地の決定(とにかく安く過ごせる南の島へ)

目的地は本当に本当に悩んだのですが実際に行った場所は前述の通り…
タイ → カンボジア → マレーシア → フィリピン
この4ヶ国で一ヶ月間に決定しました

具体的な目的地は以下の通りです

  • タイ
    • リペ島
    • カンボジアへのバスの旅
    • マレーシアへの寝台列車の始発
  • カンボジア
    • アンコール遺跡群(現地に到着するまで遺跡の規模を知りませんでした…)
  • マレーシア
    • タイ~寝台列車の旅
    • (ランカウイ島)
  • フィリピン
    • ブスアンガ島(コロン)
    • エルニド~キャッチフレーズは「神が創造した最後の秘境」
    • セブ島
    • マラパスクア島
    • カランガマン島

1-1 原則片道チケットのみで入国は出来ません

初期の計画段階では旅行に行ってから目的地を自由気ままに決めるつもりでしたが
色々調べているうちにビザ免除旅行(パスポートだけの出入国)は
基本的に片道チケットでの入国を禁止(出国の手段を掲示する事が入国条件)しています
実際日本出国時、タイ、フィリピンで帰国もしくは第三国への出国手段を掲示しました
ただし、どうしてもという場合はダミーチケットや無料キャンセル等
いくらでも手はあるみたいです

予定や予約の無い自由な旅は憧れ…
当日空港で行先を決めて海外旅行をしてみたい

宝くじが当たったらそういう旅をしよう

また、直前手配はどうしても高額になりがちです、なるべくお金を節約したい為
出来るだけ早く予定を確定させて予約する必要がありました
結果的には早く予約して正解でした

1-2 タイの陸路入国は年2回まで

タイは東南アジアを巡る旅行の起点としてとても便利です
地理、物価、治安等魅力的な要素がたくさんあります

その様な背景もあり、安価で容易な陸路での国境を利用し、繰り返し出入国を行い
ビザ免除での滞在期間を延ばす通称“ビザラン”が横行してしまいました
対策としてビザ免除尚且つ陸路での入国は年2回までの制限が出来ました

飛行機はノーカウント
飛行機+バス+船の合計3回タイへ問題なく入国出来たよ

1-3 治安、気候、その土地のルールを調べよう

ザックリで良いので下調べをし外務省 海外安全ホームページを確認したり
滞在期間の季節、宗教や法律等によって事前準備で対処出来る事や
場合によっては目的地を変更しなければいけません

今回事前の下調べで分からなかった(見落とした)点は…

  1. 交通ルール
    • 横断歩道が無い(少ない)[タイ・カンボジア・フィリピン]
    • 信号が無い(少ない)[タイ・カンボジア・フィリピン]
  2. ほとんどの宿泊施設でデポジット(保証金)”現金”を請求される
  3. タイAIS simカード2flyの入金対応コンビニはファミリーマート
  4. フィリピンでのHoly week(店舗・サービスの混雑や休止)

ちゃんと調べれば分かる事なのですが、事前確認では見落としていた項目です

今回の旅では横断歩道と信号が少なく、また信号が有っても守らない車が多かったりと
とにかく道路を横断するのが大変でした、慣れないうちは車の動きをよく確認して
横断する現地人にくっついて横断した方が良いかもしれません

宿泊施設では一定のデポジットを要求される事が多いです
滞在時間が少なかったマレーシアでは、現金を少額しか持っていなかった為
デポジット分の現金が払えなくて恥ずかしい思いをしました

大規模なショッピングモールもHoly Weekでお休み

出発前にアジア十数か国で使用できるsimカードAIS 2flyを購入しました
タイで使用する為にはファミリーマート等で課金する必要が有ります
現在タイ国内で10日間500MB通信が行えます

私が滞在した地域では圧倒的にセブンイレブンが多くファミリーマートは少なかったです
もし近くに課金できる店舗が無い場合2flysimはLINEで課金するのがおすすめです
因みにセブンイレブンではTRUEのSIMを取り扱いしてました

全ての滞在国でそれぞれsimを買ったよ
課金さえすれば1枚の2flysimカードで対応出来たのに…


現地についてから知ったのですがフィリピンではHoly Weekに合わせて
長期休暇を取る方が多いので飛行機やホテルが売切れたり高くなったりしていました

【スミロン島の砂洲】ローカルの休暇と重なり人多過ぎて難民状態

以上をふまえた上で目的地を決めたポイントとしては…

  • 旅行期間はどのくらいか?
  • 観光目的は何か?
  • 予算はどのくらいか?

先ずは旅行期間ですが今回は私としては長期な1ヶ月以上の休暇が用意出来たので
予算の許す限りある程度思いつくところは行く事が可能でした

1-4 予算に合わせた観光目的(なるべく節約)

観光目的は色々思い浮かび考えるだけで夢広がる楽しい時間でした♪

  • オーロラを見てみたい
  • ヨーロッパを周遊したい
  • 南の島でのんびりしたい

しかし現実は次の職が完全に決まっていない為、もうすぐ失業者の身…
可能な限りお金を使わない“南の島でのんびり”に決まりました


オーロラやヨーロッパ周遊等やってみたい事が2つ残ったので
次にまたいつか旅に出る理由が出来ました

よ~く考えよ~♪お金は大事だよ~♪

今までの旅行では休暇期間や金銭的な問題で、南の島に行きたい時は決まってサイパンでした
また、一ヵ所に長く滞在するのも魅力的ですが色々な南の島々を経験してみたい…


今回はせっかく期間が多く取れるので、比較的お金が節約出来るアジアの南の島々

これが”水色”なんだと思ったカランガマン島

その中でも“秘島”と呼ばれている様な
日本から移動時間が長めの島々をメインの目的地にしました

今回旅した秘境や秘島は、日本人はいないけど人は多めだったよ

秘境や秘島と聞くと観光客少ないのかと思った

1島1リゾートみたいな島は人がいないけど高い…

2、移動ルートの調査(移動手段も旅の目的の一部へ)

  • 移動手段も旅のアクティビティー
  • カンボジア入国ではビザが必要
  • 移動時間にかかる時間はどのくらい必要か?
  • 飛行機搭乗時荷物を機内持ち込みするか預けるか?

目的地も決まったので目的地同士を点と点を結ぶ移動ルートの調査開始です
実際の移動ルートがこんな感じです

3/19 バンコク(タイ)日本から到着

3/21 シェムリアップ(カンボジア)へバス移動

3/24 バンコク(タイ)復路もバス

3/25・26 クアラルンプール(マレーシア)へ寝台列車使用で電車移動

3/26 ランカウイ島(マレーシア)飛行機

3/27 リペ島(タイ)船で移動

4/1 ランカウイ島(マレーシア)復路も船

4/2 クアラルンプール(マレーシア)飛行機

4/2 セブ島(フィリピン)飛行機

4/10 ブスアンガ島コロン(フィリピン)飛行機

4/13 エルニド(フィリピン)船

4/19 クラーク(フィリピン)飛行機

4/20 帰国
赤で記載が国境超え

2-1 ドキドキの陸路国境超え


この旅では普段より時間が取れたので航空機、バス、船、電車(歩き)で国境を越えました

カンボジアはとても暑い
タイ→カンボジア国境

陸路での国境超えは飛行機より手続きが
面倒くさい少し時間がかかったり

炎天下の中歩いたり
土砂降りの雨の中待たされたりします

そんな移動も帰ってくれば
旅の良い思い出、その国の印象を
強くしてくれました

幸運な事にLCCと電車の多少の遅延程度で
特にアクシデントもなく全て予定通りに
移動する事が出来ました

2-2 タイ国鉄寝台列車

旅を終えて思い返すとバンコクからマレーシアへの寝台列車と
バンコクからカンボジアへのバスの旅は安く快適でおすすめです

終日チケット売り切れ

マレーシアへの寝台列車は売り切れの心配がある為
事前予約をした方が良いと思います

タイ→マレーシア間の電車手配は

  1. タイ→国境駅パダンブサール(タイの鉄道)
  2. 国境駅パダンブサール→マレーシア(マレーシアの鉄道)

別々の手配が必要で国境駅から目的地までが売切れていると
その場で宿泊手配等が必要になるからです

国境を超えるとその国のSIMが使用出来ない為
初心者にこの作業は難しいと思います



私が乗車した日は国境駅パダンブサール→KLセントラル駅の
チケットは終日売切れていました

2-3 バンコクからシェムリアップへバス移動

タイ→カンボジアのバスは鉄道と違い会社や代理店によって値段が違います
とても安い料金のバスもある様ですが、初心者はある程度の価格帯(片道3000円程度)を
おすすめします、わたしが利用したのはサワディーアンコールツアーという旅行代理店です

あとカンボジアe-visa申請の解説サイトに必ず書いてあると思いますが
バスでご一緒した方も印刷したビザを忘れていいたので…
「e-visa証明書は英文説明書きも含めて(切り取らず)A4用紙で”2枚”必要」

送られてくるメールにも記載あると思います、旅行前orバンコク等で印刷しておいてください
ただし、どうしてもという場合…国境で印刷可能です、その代わり100バーツでした

トイレエアコン付き少量のお菓子飲み物付き

バンコク→シェムリアップ(カンボジア)アンコール遺跡付近の町まで移動時間は約9時間
往復現地の旅行代理店で問題ないですが次の予定があった為バンコクにて往復手配しました
バンコク⇔シムリアップ代金は往路880バーツ復路980バーツでした

アジアではパスポート、クレジットカード、現金、スマホ、
トイレットペーパー、水を持っていればとりあえず安心

トイレはついていましたが非常用程度に思っておいた方が良いかもしれません(個人差あり)
また、少量の飲み物は提供されましたが飲み水は持参した方が良いいです

要所要所でとても丁寧に説明してくれる、座席間隔も広い

往路はお昼休憩有りましたが復路は休憩無しでした渋滞状況で変わるのかもしれません
カンボジアでお弁当を確保して乗車すれば間違いないと思います

アジアの乗り物は冷房強いので上着があると快適

復路のバンコクでは降車ポイントが空港や駅等数か所で任意に選ぶ事が出来ました
私は翌日に電車移動だった為、ファランポーン駅で降ろしてもらいました

2-4 ある駅員の一言「定時運行なんてファンタジーさ」

駅員が言ってはいけない様な言葉をマレーシアの鉄道で聞きました
多くの乗り物は定時運行されず”多少”の遅延をして運行しています

はじめての電車で時差

運休にさえならなければある程度の事は吸収出来るように
移動スケジュールを組む必要があります

稀にLCC等で定時に近い運行をされると
とても長い空き時間が出来るくらい余裕をもって予約手配をしました

また、避けられない時以外は出来るだけ明るいうちに移動が終わる様にしてください
どうしても夜は治安が悪くなりがちです
深夜の方が安いチケット等ありますが少額で買える安全は買っておくべきだと思います

2-5 荷物は7Kgもしくは10Kg前半にセーブしよう

最近のLCCは機内持ち込み荷物の重さを7Kgまでとしているところが増えています
機内持ち込みだけで移動出来れば、飛行機移動時に待ち時間が短縮出来、お金も節約出来ます
また、通常の移動時も重いより軽い方が楽です

  • 機内持ち込みだけなら7Kg
  • 預入10Kg+手荷物7Kg=17Kg

当初は余裕をもって6Kg程度の重量を目標にパッキングしていましたが
私にとって7Kgという重さは絶妙なラインでした

6Kgでのパッキングも可能でしたが、全く遊び道具や快適道具を入れる事が出来ませんでした

出発時の重量


7Kgの次の重量目標はエアスイフト航空等
の預入10Kg制限+手荷物7Kgの17Kgです


また、重量ギリギリだとお土産等
買い増した持ち物が重量オーバーな為

少なくても1Kg程度は余裕を持って
パッキングする事をおすすめします




3、移動手段の予約

  • 海外サイトで利用するクレジットカードは本人認証しておこう
  • LCCは早期予約が基本
  • 目的地付近空港のチケットが安い場合も
  • 現地代理店でチケット購入
  • 鉄道の予約は結構大変

3-1 飛行機以外のチケットは印刷しよう

飛行機に関してはチケットの印刷は予備程度で、スマートフォン等で表示出来れば
印刷されたチケットは必要ありませんでした

スマホでチケットを表示する際グーグルドライブがおすすめです
宿泊施設等も一緒に整理して保存が出来ます
また、オフライン使用や家族等と共有が出来るので非常に便利です

船や鉄道については印刷されたチケットを持参した方が良いです
マレー鉄道KTMについてはスマホ画面のみで良さそうです

3-2 まずはクレジットカード本人認証をしよう

「本人認証サービス」とは…

「本人認証サービス」とはインターネットショッピングの際に
クレジットカード情報に加え会員様自身が設定された
「本人認証パスワード」をご入力いただくことにより、クレジットカード情報の
盗用による「なりすまし」などの不正利用を未然に防止するサービスです

とにかくまだ設定を行っていないと使用出来ないカード決済があるので
各クレジット会社で設定を済ませてしまいましょう、設定は簡単で数分で出来ます

3-3 LCCはとにかく早期予約が安い

ここまで調査すれば後は実際の予約です、私の場合荷物重量7Kgを諦めたので

LCCチケット購入時一緒に預入荷物料金も払うべきでした…

初めてのLCCだったので割高料金を払ったよ…

チケット購入時より後日に預入荷物の料金を支払う事も出来ますが、料金が高くなります
基本LCCの場合搭乗時間に近づく程料金が高くなります

3-4 目的地となりの空港が飛行機代安かった

今回の旅行ではエルニドからマニラ空港へ向かう飛行機で
エルニド→マニラ空港MNL
エルニド→クラーク空港CRK→バスでマニラ空港
日付や時刻により金額が違いますが、クラーク空港CRKへ向かう方がとても安かったです

3-5 しょうがない時は現地手配

カオサンの旅行代理店

チケットを予約しているうちにある程度調べてもわかりにくいサイトや
なんだかあやしいサイトも多くあった為、

  • バンコク(タイ)→シェムリアップ(カンボジア)へのバス移動
  • ブスアンガ島コロン(フィリピン)→エルニド(フィリピン)船移動

上記2点は現地にてチケット購入しました、幸い特に問題なくチケット購入出来ましたが
予約確定できていなかった為、移動予定日より後の予定の余裕を多くとりました

3-6 鉄道予約はハードルが高い

この旅の予約で一番やっかいだったのが鉄道予約でした
予約解説サイトを見ながらの予約でしたが、それでも私には高いハードルでした
例えば…

タイ鉄道予約サイトでは一度登録が必要ですが
サラッと「タイ国内の電話番号を入力」を求められたりします

私はアマゾンで買っていたAISのアジア周遊2fly simに電話番号があった為、
まだアクティベート未操作でしたが入力したところ問題なく登録出来ました

simカードの種類によっては電話番号表示が無い物もあるよ

キャンセルもしましたが登録キャンセルを含めて電話がかかってきたり
SMS認証等一切無かったのでダミー番号でも大丈夫かな?


その他にも地名と駅名を一致させる為、時刻表サイト等から駅名を見つけだしたり…

解説サイトがなければきっと心が折れていました
解説サイトさんありがとうございました

今回はこの予約工程をマレーシア側でも行ったのでなかなかシビレました

3-7 マレー鉄道KTM予約サイトが使えない

私の環境だけなのかもしれませんがマレー鉄道(KTM)を予約しようと
マレーシア政府観光局公式サイトからマレー鉄道webサイトへアクセスし
プルダウン表示のBook now!から予約しようとしても
駅名のプルダウン表示がされない

色々ごにょごにょいじって入力出来たとしても予約可能な電車が表示されなかったり
エラーだったり…

とても苦労したKTM予約ページ

最終的に私の時はマレー鉄道webサイトトップのプルダウン表示e-ticket loginから
入ってHomeを押して出るhttps://eticket.ktmb.com.my/guestから
やっとチケット予約出来ました

私の環境が悪かっただけか、今はもうなおっているかもしれませんが
その当時はマレー鉄道のサポートへメールしたり、環境を変えてチャレンジしたり
なかなかに大変でした

4、宿泊予約

あと残りの予約は宿泊施設だけです、金額がほぼダイレクトに快適さへ反映される為
なるべく節約しながらも快適に過ごせる条件に折り合いをつけ、落としどころを見つけます

基本的には相場より少し値の張るドミトリーを中心に予約しました
幸運な事に、宿泊した全ての施設で快適に過ごす事が出来ました

  • ドミトリーの選び方
  • 予約サイトを使おう(Agodaがおすすめ)
  • 安くて良い宿は早く売切れる

4-1 宿が快適だと旅が楽しい

相場より少し値の張るドミトリーを選ぶ事で、個室ホテルより安く
豪華&サービス良好&立地条件の良い環境で宿泊出来ます

リペ島のドミトリーベッドルーム
リペ島ドミトリーくつろぎスペース

4-2 ドミトリーを選んだ7つの条件

一定の条件を決めて宿泊施設を選定すれば大きくハズレを引くことが少ないです
全てを満たす施設は存在しないので多少妥協して折り合いをつけましょう
私が選んだドミトリーの選定条件は…

  1. 観光拠点に近い
  2. 安すぎるところは”NG”
  3. ベッドがカーテンで囲われている(カプセルなら尚可)
  4. 施錠可能なロッカーがある(メインのバックパックを入れる)
  5. 冷房がある
  6. 予約サイト口コミが高評価
  7. 満室率が高い

ザックリこんな感じです、検索はagodaとbooking.comを使い
予約はすべてagodaで行いました、理由はagodaの方がカード決済が多かったからです

コロンのドミトリー専用屋上バー最高の景色
コロンドミトリーくつろぎ交流スペース
タイドミトリー無料の朝食サービス

実際利用するまで、ドミトリーのイメージは”最低限の設備の激安宿泊施設”でした
たしかに環境の良くない激安ドミトリーはあります
しかし、ある程度の価格帯のドミトリーは、そこそこのリゾートホテルに負けてない
魅力があります

ただしドミトリーなので基本はベッドルーム、トイレ、シャワー等は共用です
この共用スペースを楽しめる方はドミトリーおすすめです

4-3 ドミトリーを快適に過ごす8つの持ち物

  1. ワイヤータイプの錠(南京錠&ワイヤーロック)
  2. 押すだけベープ(殺虫剤)
  3. 耳栓&アイマスク
  4. 変換プラグ&延長コード
  5. 石鹸
  6. 折りたたみハンガー
  7. 使い捨てスリッパ(携帯スリッパ)
  8. ヘッドライト(両手が使えるライト)

ヘッドライト以外は通常のホテルでもあってよかったアイテムです
全部持って行ってもたいした重量にはならないので、出来るだけ持って行きましょう

今回持って行った写真付きすべての荷物はこちら↓

【持ち物写真】アジア周遊一人旅で使った35ℓバックパックの中身
私の今回の旅程は、7割がビーチリゾートでほぼドミトリー生活でした 【タイ・カンボジア・マレーシア・フィリピン】に行った時に必要だったものと 不要だったものを出来るだけ写真付きで記載していきます
携帯シーツ

もし持ち物に余裕があれば、旅行用シーツを持って行くと
ドミトリー生活がさらに快適で安心です

シーツを持って行った最大の目的はダニ等の防虫でしたが
冷房が効きすぎていた時の温度調節がメインの利用法でした

予算に余裕がある方はシルクの防虫加工がしてある
Cocoonの商品が軽くて丈夫で間違い無い様です

私は化繊のシーツに市販の衣類用防虫剤をいれジップロックで
持ち歩いていました、衣類用防虫剤はおそらくおまじない程度の
効果だと思います



・南京錠はワイヤータイプがおすすめ

エルニドのドミトリー内ロッカー

ドミトリーに宿泊する時は必需品です、ロッカーに施錠機能が無く南京錠を持ってくる前提の
つくりになっているロッカーがあります


ロッカーが2つ以上利用出来る施設もあるので南京錠は
最低2つ持っていきましょう

また、大きなワイヤーロックが有れば荷物をとりあえず固定する等
多用途で使用出来ます

小さな錠はロッカー専用、大きなワイヤーロックは道具の固定に
使用していました
ワイヤータイプの方が通常の金属南京錠より、施錠する穴に
通しやすいです



・おすだけベープは神

特に押すだけベープ(ワンプッシュ長時間タイプの殺虫剤)は今回旅した国々の薬局では
売ってなかったので、旅行中は手に入らないと思います。


ただし原則機内持ち込み出来ません、
また預け入れも検査員判断のようです…

私は何度か機内持ち込みも預入もしてますが、
特に何も言われなかったです

殺虫剤と判断された時はダメな様です



宿で蚊を見かけた時はおすだけベープ&塗る虫よけ(ディート30%以上)で
虫に刺される事も蚊に起こされる事もありませんでした

肌に塗る虫よけはディート30%もしくは、イカリジン15パーセントどちらかの有効成分が入った
ガスを使わない(機内持ち込み可)スプレータイプがおすすめです

塗る虫よけも日焼け止めも現地で購入できますが、塗った感触べたつき感等
日本の製品がとても良く出来ています、なるべく持っていきましょう

・耳栓&アイマスク

アイマスク&耳栓

私は旅行に行くと眠りが浅いのでガッツリ寝たい時は
あると便利なアイテムでした

2時間おきぐらいに目が覚めるのですが小心者なので
翌日予定がある時は、目覚ましのアラームが
聞こえないと困るので、耳栓が出来ませんでした

耳栓のおすすめはMOLDEXというブランドの
NRR33という記載のある耳栓です

今までは、おまけの様な耳栓しか使った事が無かったのですが
商品に書いてあるマニュアル通りに使用すると世界が変わりました♪


・変換プラグ&延長コード(3個口くらい)

マルチ変換プラグとコード

日本の延長コードはどこでも使えるので
100均で1メートル前後の物を購入しましょう

別途海外のプラグ形状に対応した変換プラグが必要です
変換プラグはマルチタイプでUSBが直刺し出来ると荷物が減らせます

初め自分の購入したマルチ変換プラグの使用方法がわからず
マレーシアETSの3つ又コンセントに刺せませんでしたが
ホテルで落ち着いて確認したら使用出来ました

マルチ変換プラグはほとんどのコンセントに使用出来ると思います
構造をよく見て試してみましょう

ただし、利用する機器の電圧が対応していないと火災、感電
故障等重大事故につながるので旅行前に確認しましょう

・石鹸、シャンプー、リンス等は使い慣れた物が一番

シリコンバンドで固定出来るケース

ドミトリーではあまり品質の良い石鹸やシャンプー等は置いてない事がほとんどです

液体ソープは重くなるので安心の牛乳石鹸を
持っていきました
(途中で我慢出来なくてリンスを買い増ししました)

石鹸は水が漏れにくい石鹸ケースで蓋が開かない様に
ゴム等で固定すると良いです
今回の旅では新品石鹸1個持っていきましたが
結局半分ぐらいしか使いませんでした



・折りたたみハンガー(ワイヤーハンガー)

ほとんどのドミトリーで充分な数のハンガーが無い為、自分で持って行った方が良いです
アマゾン等の洗濯ロープと共にとても安価に販売してるので是非持って行ってください

・南の島のドミトリーは砂だらけ

今回利用したドミトリーのベッドルームは高確率で土足禁止の裸足利用でした
ビーチリゾートのドミトリーでは目の前が砂浜や未舗装路の為
土足禁止でもベッドルームの床は砂だらけになります

ブランコが映える


そのままでベッドに入ると砂だらけの布団で寝なければなりません
使い捨てスリッパ(携帯スリッパ)が有れば快適に過ごせます

こだわりが無ければ携帯スリッパーは100均で売っているもので充分です







・ヘッドライト(両手が使えるライト)

ドミトリーのベッドルームは結構暗いです、個別にライトが付いていますが
バックパックの整理や旅立つ時の荷造り時は明るさが足りません
スマホのライトでも代用可能ですが、両手が使用出来るヘッドライトの方が快適です

マラパスクア島空も海も焼ける様な夕暮れ、街灯等が少ない為夜空も綺麗

コロンやエルニドでは電気事情が悪く時々停電しました、またそもそもマラパスクア島では
街灯が無い地域もあります、そんな時もヘッドライトの方が快適に過ごせます
街灯があまり無い為、夕暮れや星空がとても綺麗です

5、持ち物

実際に持って行った持ち物は出来るだけ写真付きで別ページにて記載しました
【持ち物写真】アジア周遊一人旅で使った35ℓバックパックの中身

【持ち物写真】アジア周遊一人旅で使った35ℓバックパックの中身
私の今回の旅程は、7割がビーチリゾートでほぼドミトリー生活でした 【タイ・カンボジア・マレーシア・フィリピン】に行った時に必要だったものと 不要だったものを出来るだけ写真付きで記載していきます

5-1 いらなかった持ち物

この画像に写っているのが今回の持ち物です
一番いらなかったのはハンモックで次はPCでした

バックパックは35リットル

初期段階は7kgを目指していましたが
遊び道具(ハンモック&シュノーケルセット)が入ったので
35Lのザックだと余裕がすくなかったです

もう少し大きなザックが良かったです

今回の持ち物で一番使わなかった物はハンモックです
南の島で使おうと持って行きましたが
ちょうど良い間隔の木は何かしらで使用されていたり
そもそもハンモックが設置されていた為
使う機会がありませんでした




・PCはスマホで代用可能

無くても良かった物はノートPCです
USBコネクターで充電出来、なるべく軽い物を選んで
持って行きましたがあんまり出番はありませんでした

唯一便利だったのはagoda等ホテル予約サイトはPCが閲覧しやすいです

5-2 あると便利な持ち物

持って行って良かった持ち物は…
各国の現金(2000円くらいを成田で両替え)スマホサブ機、携帯用ウォシュレット
ペットボトルへ入れた洗濯用粉洗剤、圧縮おしぼり(水で戻す使い捨ておしぼり)
ステンレスS字フック、首枕(ネックピロー)等です

・simフリースマホが2台有ると安心

特に持って行って良かった物は2台のsimフリースマホです
スマホの重要度はとても高く、私の持ち物の中での優先順位はこのくらいです

  1. パスポート、ビザ
  2. クレジットカード、お金
  3. スマホ
  4. 着替え
  5. その他の荷物

極論パスポート&クレジットカード&スマホが有ればなんとかなります
そんな重要アイテムのスマホのバックアップ機が有れば、電池切れや紛失等に対応出来るので
安心感がありとても心強かったです

利用法としてメインのスマホに現地simを入れ通信が必要なmap表示
タクシーアプリGrab等の使用、因みにGrabタクシーは乗車中目的地までのナビ画面が
表示されるので、小心者の私は乗車してから到着までずっと画面を見てました

もう一台のサブ機は音楽、ゲーム、動画等で使用してました
基本的に一台でもモバイルバッテリー等で充電していれば、電池は気にしなくて良いのですが
やはりバックアップ機の安心感はありがたかったです

・ドコモのスマホでドコモ以外のsimフリー運用はGPSがとても遅い

下手くそだったのでsimを5枚も
買いました本当は2Fly一枚でOK


そもそも2台目のスマホを購入した理由は
もともと使用していたドコモのスマホを
simロック解除し、他社の通信環境で使用したところ

GPSで測位するまでの時間が、数十分かかってしまいました
GPS以外の機能は問題なく使えました

一番利用したい機能がGPSだった為
安価なスマホを買い増ししました

今回GPS機能を利用するタクシーアプリのGrabを使用しました
ボッタクリ対策や、流しのタクシーを捕まえにくい場合など
とても便利でおすすめです

Grabでクレジットカード利用の際は、ほぼ日本での認証が必要になるので出発前に
認証を済ませましょう

6、予防接種

出発まで一ヶ月間以上余裕が有れば、予防接種を受ける事が出来ます
意外と高額なので、実際に受ける予防接種の種類は悩みました

ふたばクリニックで頂いた
接種リスト


当初は肝炎、はしか、破傷風、狂犬病の
予防接種予定でしたが
ふたばクリニックで相談した結果
肝炎、破傷風のみの予防接種に決めました

はしかは抗体検査で抗体があった為、不要でした
高額で悩んでいた狂犬病は、予防接種をする事で
噛まれたあとも、旅行の続行が可能なところが
ポイントに思えたので、私は狂犬病予防接種は打たず
噛まれたら帰国する事を選択しました

今回受けた予防接種費用の総額はザックリ3万5千円だったよ


狂犬病予防接種が高価なので事前に調べたところ、国産と輸入ワクチンでは
効果や互換性に大きな違いがある様です、輸入ワクチンの方が効果が強く互換性がある様です
接種される方は、国産と輸入ワクチンの違いを確認しましょう

7、保険

私は海外に行くたびに、旅行保険に加入しています、今回も新・海外旅行保険【off!】へ
加入して出発しました
「一ヶ月間で4ヶ国」この条件で約2万2千円でした

私の海外旅行保険で重視するポイントは「航空機遅延保険で宿泊費等が出るか?
意外と補償範囲が食事代のみなんて事もあるみたいです、しっかり確認が必要です

各クレジットカード付帯の保険内容を確認しよう!

・海外旅行保険の自動付帯と利用付帯

クレジットカードに付帯する海外旅行保険には、自動付帯と利用付帯があります
違いは…

  • 自動付帯=クレジットカードを発行した時点で適用される
  • 利用付帯=クレジットカードで交通費やツアー代金を支払うと適用される

この違いを理解してから各カード会社保険利用窓口の連絡先を確認して、旅行を出発しましょう
今回の旅程なら、カード付帯保険で充分な補償が受けられる事がほとんどです
出発前にクレジットカードの適用条件、連絡先をしっかり確認しましょう

まとめ

無事帰って来れた今、思い返してみると…移動、国境超え、宿泊等大枠では何も問題無く
スムーズに旅を終える事が出来ました
日本に帰国すると安全な治安、安全な水道水等、紙のある綺麗なトイレ、今までなんでもなく思っていた事がとてもありがたく思えます

また、グーグルドライブ、ライン、grab等情報技術の発展により先人の諸先輩方々より
格段に楽に快適にアジア旅行を行える様になりました

たくさんのブロガーの方々が記載している様に空港ではプライオリティパスで快適に過ごす事も出来ました
この記事が似たような旅程を過ごす方の、お役にたてれば幸いです